BLエロ漫画を読み漁っていたら彼女ができた！
一部の人から絶大な人気を誇るBL(＝ボーイズラブ)。これまでは男子禁制のジャンルだったBLですが、「最近男性読者が増えてきている」という話を聞きます。
このブログを書いている私も10年以上腐男子をやっておりまして。今回は腐男子が腐女子とお付き合いをすることになった話を交えながら、BLの面白さなどを伝えていければいいなと思います。
まず、簡単に自己紹介を。
年齢は30代で現在関東地方に住んでいます。BLとの出会いは中学校くらいだったかな。従姉妹の部屋で見つけて、ヌいちゃった的な感じです。え、不健全？(笑)
性自認は男。「BLが好きってことはゲイなの？」という質問をいただくことがあるのですが、好きになるのは異性のみです。
(一応、そのテのお店でも挑戦したんですが……達することができず断念。アナル開発はお姉さんがいるお店で済ませました)
好きなジャンルはおにショタ、学園モノ、業界モノ、身分差(格差社会)モノなど……あげたらキリがありません。
私自身の話はこのくらいにして、そろそろ本題に移ることとします。
出会いはSNS
趣味や好きなことって、誰かと共有したり、分かり合える者同士で語り合ったりしたいと思いますよね？
でも私の場合、現実では「腐男子」ということを秘密にして生きているわけでして……BLについて語りたい！というときはSNSを使っていたんです。
そう、早い話、「ネカマ(ネットワーク上では女性のふりをしている男性のこと)」をしていたわけですね。そうでもしなきゃ、BLの話なんてできなかったんです。
顔が見えない、素性も知らない世界中の腐女子たちとBLについて語り合う時間は、私にとって特別なものでした。
流れが変わったのは、5年前。
当時私はコミケと呼ばれる同人誌即売会に参加していたんです。
(腐男子であることは隠してましたが、オタクたちが集まるイベントで出会おうものならそれは“同類”。というわけでコミケは普通に行っていました)
欲しかった同人誌をたくさん手に入れ、興奮状態の私。
何も考えずに「コミケなう」と呟くと……すぐにＡ子からDMが来たんです。
「私も現地いるよ！良かったら会って話さない？」
……完全にしくじった、と思いましたね。
Ａ子は、一番やり取りが多いSNS上の友人です。
実際に会って話をしたい気持ちは山々ですが、私が男だと知ったら離れていってしまうでしょう。
そこで私は「もう帰りの電車なんだ」と嘘をつきました。
すると、
「まだ近い？せっかくならオフミ(＝オフ会)しようよ。私、ずっと会いたいなって思ってたんだ」
私は悩みました。
ここで逃げ切ったとしても、次にこういった誘いがあったとき、私はまた嘘をつかなければなりません。
それならば、もうここで嫌われてしまったほうが楽かもしれないーー。
悩んだ末、私は真実を話すことにしました。
私「帰りの電車っていうのはウソなんだ」
A「え？www」
私「ごめんね。あと、性別もウソなんだ」
A「え？」
私「BL好きなのは本当だよ。でも男がBLを読んでたらキモいだろうなと思って、腐女子のフリしてたんだ」
しばらく返信が途切れ、「終わったな」と思った次の瞬間。
A「本当のこと話してくれてありがとう。改めて、お茶しない？」
私はここでＡ子と会う決意をしました。
補足ですが、このとき下心は1mmもなかったです。A子というのはあくまで「腐レンド(フレンド。腐女子同士の友達)」ですから。
指定された場所に向かうと……そこにはごくごく普通の、非オタっぽい女性が立っていました。
でも、よく見ると同人誌を詰め込むためのバッグを持っています(笑)
これを見て「A子だ」と確信した私は、恐る恐るA子に近づき声をかけました。
「すみません、A子さんですか……？」
「あ、はい。A子です」
こうして現実世界で会ったA子と私。A子は「本当に男の人だ」と笑っていました。
屈託のない笑顔のA子を見て、私は不思議な気持ちなりました。
だって……A子とはSNS上でガッツリエロトークをしていたのですから！！(笑)
私は現実で女性とセックスの話をしたことはほとんどありません。でも、A子には他の人にはいえない性癖をすべて話しています。
そう思うと恥ずかしいな……と思いましたが、とりあえず周りの目を気にせずに済む個室居酒屋に移動。
ここで購入した同人誌の品評会を開始します。
本領発揮した腐女子、喋る喋る(笑)
ここでカマトトぶっても仕方ありませんから、私も“いつも通り”話すことに。
この時間が永遠に続けばいいのに……
そう思いました。
そして、そう思っていたのは私だけではなかったようです。
帰り際、A子は「また会おうよ」といってくれました。
こうして、2人で会うことが増えたA子と私。気が付くとお互いが一番の理解者になっていました。
それから交際が始まるまで、あまり時間はかかりませんでした。
腐女子との恋愛と聞くと、毎日漫画やゲームばかりなのでは？と思われがちなのですが、案外そうではありません。
お互いの性癖も暴露しあっているので、セックスの相性も抜群。これは本当うれしい誤算ですね。
BL、飽きない？という件について
私もA子も結構な数のBLを読んでいますが、BLは種類・ジャンル・シチュエーションが豊富なので飽きる暇がありません(笑)
本当にね、数か月というスパンで新しいジャンルが出てくるんですよ。
なので、「全部のジャンルを読みたい！」「BLのエロを網羅したい！」と思ってもなかなか難しいんですよね。
それと、BLは少女漫画・少年漫画のコミックスより高価なので、金銭的にもダメージが出てきます。
でも、BLのエロ漫画を読みたい！新しいジャンルに挑戦したい！
そんなときにオススメなのが「無料サイト」の活用です。
そう、BLは無料で読めるんですよ。
男×女のエロ漫画と同じ扱いなので、エッチ多めの作品が多めというのもありがたい(笑)
面倒くさい会員登録なども一切ありませんし、閲覧記録が残ることもないので「家族バレが嫌だ」という人にもおすすめです。
「気になっていたけど、手が出なかった」
「お金を払うのはちょっと……」
そう思っていた方も、この機会にぜひ！
腐男子がちょっとでも増えることを祈り、筆を置くこととします。
ボーイズラブなエロ同人誌・エロ漫画を完全無料で毎日更新しています！